制作国別映画批評

韓国

韓国で制作された映画の批評・考察記事です。文化的・社会的な背景とともに作品を読み解きます。

3 本の記事

犯罪・社会派 · 2003

殺人の追憶批評:未解決事件が映す時代と制度の限界

『殺人の追憶』は、韓国の地方都市で起きる連続殺人事件を追う刑事たちを描いた犯罪・社会派映画である。ポン・ジュノは、犯人探しのスリルだけでなく、未熟な捜査、国家暴力、時代の空気、制度の限界を通して、真実に届かない社会の姿を描き出した。

制作国
韓国
監督
ポン・ジュノ
  • 捜査;暴力;時代;未解決;国家
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復讐劇・スリラー · 2003

オールド・ボーイ批評:復讐が自己破壊へ変わる閉じた物語

『オールド・ボーイ』は、理由もわからず15年間監禁された男オ・デスが、自分を閉じ込めた相手への復讐を追う韓国の復讐劇・スリラーである。しかし本作の核心は復讐の達成ではなく、復讐が記憶、欲望、操作によって自己破壊へ変わる閉じた物語にある。

制作国
韓国
監督
パク・チャヌク
  • 復讐;記憶;監禁;欲望;操作
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社会派スリラー · 2019

パラサイト 半地下の家族批評:住宅の上下構造が映す階級社会

『パラサイト 半地下の家族』は、半地下に暮らす家族と高台の邸宅に暮らす家族を対比し、住宅の上下構造によって階級社会を可視化した社会派スリラーである。ポン・ジュノは、貧困を感傷ではなく空間、匂い、労働、家族の生存戦略として描き出す。

制作国
韓国
監督
ポン・ジュノ
  • 階級;家族;住宅;格差;資本主義
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